ずっと前のメモを元に書いてみる
メモ帳にはつらつらネタを仕込んでいるのですが、面倒臭がりなせいか
乗らないと文章を書く気がなかなか起きない井原さんです。
一年以上前にやっていた「ビートたけしの日本人の忘れ物」なる番組で、
所ジョージさんが読んでいた「みっともないの感覚が遠くなる」と言う
作文の内容に共感したので、書きました。
一部、読んで不快になる方がいらっしゃるようなのでそう言う方は読まない方が賢明です。
(なお、フォントいじりは井原レイのオリジナルです。)
TITLE:みっともないの感覚が遠くなる
何にでもタイトルをつけ出し
あって当たり前
やって当たり前の
ダメなものが大手をふる。
例えば、できちゃった婚。
結婚するのはいい、
「できちゃった」と言うな。
隠して、ごまかして、
式を挙げなさい。*1
道にゴミを出すことだって本当はみっともない。
分別という正義に隠れてゴミは減らない。
集めなければ出さないのだ。
出せないのならゴミは減るのだ。
エコロジーのタイトルで世の中が踊る。*2
生きることが迷惑だと言わんばかりだ。
捨てる為のリサイクルが続く。
まるでペットボトルがなきゃダメのようだ。
傷口にバンソウコウを貼るよいな行政が続く。
傷がつかないようにする事のほうが大事なのに。
ドロボーが自分の家にカギをかける。
お前がいるからなのに。
我先にと物をつくる。
おかげで一年中イチゴが食える。
「待ち遠しい」
「そんな季節か」
がなくなる。
ケイタイもタバコと同じ道を歩む。
場所が決められるのだ。
電話ボックスという箱がもうけられる。
日本はみんなで
ウッスラと死んでいきそうだ。