C’est La Vie

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「敬老の日」と言う、白々しさ

敬老の日なんて、還暦同様に人を年寄り扱いしてるだけに感じる」
 上記の言葉は、私の父の発言です。私は普段は年寄りを馬鹿にしてる割りに、こういう日に限って「お年寄りを大切にしましょう」なんて言っている人間に対して、少し「引いた」目線で対応させて頂いております。だいいち、電車の「シルバーシート」がなくても、困っている人には席を譲るのがマナーでしょ?と思います。

 だいたい、「敬老の日」でなくても敬老の精神を養うことなんて普段日常の生活の中でも出来ることだと思うし、わざわざ祝日だからといって祖父母に物を送って、正月にはお年玉をせしめてやろう的発想が貧弱で、卑屈に感じます。それとほぼ同理由で「勤労感謝の日」なんて言葉も白々しく聞こえますね。

ちなみに、私の祖父も父も、年齢の割りには若々しく見えるし、本人が「ジジイになって堪るか」と思っているようなので、人を年寄り扱いしたようなイベントが嫌いのようです。