C’est La Vie

浦和レッズを中心に、サッカー話

ブラジルサッカー界最大のスキャンダルか?

 あまりあいつをネタにはしたくなかったんだけど、こう言うときに限って「元浦和レッズの」と言う枕詞をつけられるのは迷惑千万なこと。
 もっと前にあいつのことがあったときも、同じように思ったよ。

 昨年7月に浦和を電撃退団し現在、カタールリーグのアルサードでプレーするFWエメルソン(24)が、ブラジル・リオデジャネイロトム・ジョビン国際空港で逮捕された。容疑は氏名、生年月日などが異なる2つの出生証明書を持っていたためで、禁固1〜5年の刑に処される可能性も出てきた。
 エメルソンは本名を「マルシオ・エメルソン・パッソフ」、生年月日を「1978年9月6日」としていた。だが母カルメン・ルシアさんが出した2回目の出生届によると名前は「マルシオバッソ・デ・アルバカーキ」で生年月日は「1981年9月6日」。つまり「2重登録」の状態だった。浦和でプレーした際、名前は最初に出した方を使い、生年月日は2回目に出した出生届のものだった。
 どちらが「本物」かは、捜査の行方を見守るしかないが、普通に考えれば3歳も年齢を「若返らせた」ことになる。現に99年のワールドユース選手権ナイジェリア大会の南米予選に、最初の出生届なら資格なしの「21歳」で、バルセロナMFロナウジーニョらとともにU−19(19歳以下)の選手として出場した。
 警察は出生証明書の件で出頭を要請していたが、それを無視したことも響いた。深夜2時、カタール行きの飛行機に乗る直前、妻子のいる前で逮捕されたエメルソンは「海外にいたんだし、知らなかったんだよ」と話したという。警察側は「エメルソンの捜査には2カ月かけたが、ほかの選手はまだ捜査中だ」と話しており今後、年齢詐称選手の大量発覚、一斉逮捕につながる可能性もある。  [2006/1/22/07:15 紙面から]

 一言言わせて貰うと、あいつ以外にも偽パスポートを取得して海外でプレーしている選手……2000年の終わりごろにレコバやサモラナと言った選手に国籍を誤魔化しているのでは?という疑惑が持ち上がったことがあって、そのときはうやむやにされた感があったのだけど、今回はブラジルの当局にも戸籍偽装について、徹底的にメスを入れてもらいたい。


 さて。某国代表監督様。あなたは戸籍を偽装なさっておられませんか?枕を高くして眠れるのか、私は静観させていただきますよ。

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